りく先生
中学2年生の学年末テストは、文字どおり中2の最後のテストになります。
この学年末テストの前に受けた2学期期末テスト(後期中間テスト)から3ヶ月ほど期間が空くため、その間に習う内容はかなり量が多くなっています。
これまでにあった中間テストや期末テストよりも難易度が上がるため、早めに準備しておかないとテスト対策が間に合わなくなってしまいます。
さらに、この中2の学年末テストの主要5科目(英数国理社)のテスト範囲は、2学期の期末テスト範囲の続きからだけでなく、これまでに習った中学1年生、中学2年生(1学期と2学期期末の範囲まで)の内容すべてとなることがあります。
もちろんこれは、実技4教科(保健体育・音楽・美術・技術家庭)にも言えることです。
特に英語と数学は、小学校から中1中2とつながっているため、2学期の期末テストからあとを勉強しておけば大丈夫、というわけにはいきません。
コツコツ勉強を進めて理解を深めているお子さんは問題なく成績をキープまたはアップできるかもしれません。
しかし、普段からあまり学習できていないお子さんにとっては、テスト範囲が広すぎて何をどこから手を付けて良いのか混乱してしまい、上手なテスト対策ができない可能性があります。
ここまで読むと学年末テスト対策できるのか、学年末テスト受けたくない!となってしまいそうですが、ご安心ください。
この先には、中学2年生の学年末テスト対策をどうやっていけばいいの?という疑問についてのアドバイスが書いてあります。
ページの最後には、中学2年生の学年末テスト予想問題を無料でゲットする方法を掲載しています。
学年末テストに出やすい問題を解いて対策したい!という方は、お早めに請求することをおすすめします。
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まずは2学期期末テスト後からのテスト範囲を確認し、どの範囲の勉強をしたらよいのか把握してから対策していきましょう。
テスト範囲の目安
・動名詞
・SVC
・SVOO
・形容詞の比較変化
・形容詞・副詞の比較変化
・受け身
・不定詞・助動詞・接続詞(既習範囲)
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。
動名詞は、動詞の~ing形で『~すること』といった名詞の役割をするものでしたね。
中3で習う現在分詞も動詞の~ing形(~している)ですが、中2時点ではまだ習っていないので、今は動詞の~ing形で『~すること』とだけ覚えておきましょう。
SVCとは、第2文型でS(主語)+ V(動詞)+ C(名詞・代名詞・形容詞)のことです。
訳すときは、『SはC(という状態(V))である』(S = C)となります。
become(~になる)やlook(~のように見える)がよく出ますのでおさえておきましょう。
SVOOとは、第4文型でS(主語)+ V(動詞)+ O1(目的語1)+ O2(目的語2)のことです。
訳すときは、『SはO1にO2をVする』となります。
V(動詞)にはgive(与える)やtell(伝える)、buy(買う)、teach(教える)、 cook(料理する)などがよく出ますのでしっかりチェックしておきましょう。
形容詞の比較変化は、smaller thanなどの比較級とthe longestなどの最上級、as big asなどの原級の3つがあります。
形容詞・副詞の比較変化は、moreやmost を使う形容詞と、better、best の用法があります。
形容詞の比較変化と形容詞・副詞の比較変化はセットにして、出やすい表現を覚えておくとよいでしょう。
受け身は、受動態ともいいます。
『be動詞 + 動詞の過去分詞』と『be動詞 + 動詞の過去分詞 + by(動作をした人)』の2つの表現があります。
文法自体はそれほど難しくありませんが、動詞の過去分詞を覚えておく必要があります。
この機会にしっかりと覚えましょう。
ほかにも不定詞,助動詞,接続詞などこれまでに習った範囲からも問題が出ますので、一緒に勉強しておきたいところです。
ワークをしっかりと実践することや、いろいろな表現に慣れておくことが重要です。
時間があれば、テスト範囲以外の箇所の復習も進めておきましょう。
テスト範囲の目安
・三角形や四角形の合同の証明
・確率
・四分位範囲と箱ひげ図
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。
三角形や四角形の合同については2学期で学んでいますので、次はなぜ合同なのかの証明の仕方が問われます。
この合同の範囲は、中3で習う相似と同じぐらい入試に必ずと言ってもよいほど出ます。
中学1年生や中学2年生で習った平面図形や立体図形、合同の知識も必要になりますので、まとめて復習しておくのがよいでしょう。
確率は、まず樹形図を書けないことには始まりません。
しっかりとすべてのパターンを書けるように練習しましょう。
また、何を問うているかといった問題の意味を理解することも必要です。
中学2年生の数学の学年末テスト範囲は、入試に出やすい範囲が多く含まれています。
高校受験対策と思って早めに復習しておきましょう。
テスト範囲の目安
・古典
・評論文
・鑑賞文
・漢字
・説明文
・物語文
・文法
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。
古典は、古文と漢詩が範囲となります。
ほぼ入試に出る範囲ですので、おさえておきましょう。
中学レベルで出題されるところはだいたい決まっています。
現代仮名遣いや書き下し文のパターンについて復習しておき、テスト問題の注釈から文章の内容を推測したり、選択肢の文章から内容を理解できるようにしておきましょう。
評論文や説明文は、意見やその根拠,具体的・抽象的なことがらについて理解し、文章中から抜き出せるようにすることが大事です。
鑑賞文は、作品を鑑賞して,その魅力を一文で表すというものです。
具体的な特徴や感じたこと、想像したことを文章に起こすテクニックが求められ、表現の仕方も問われます。
高校入試の問題の最後にある作文に近いイメージを持ってもらうとよいでしょう。
物語文は、人物・時・場所・出来事などから場面分けをして、作品の構成を理解しておくことが重要です。
漢字は、国語だけでなくほかの教科でも書けないと減点対象になってしまいます。
書き順も大事ですが、しっかりと間違えずに書けるよう反復練習して覚えておきましょう。
テスト範囲の目安
・地球の大気と天気の変化
・電流の性質とその利用
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。
地球の大気と天気の変化の単元は、学年末テストの範囲としては主に天気のところになります。
等圧線や高気圧・低気圧、天気図の見方の復習をしておきましょう。
天気図の天気や風の表し方の記号は作図でよく聞かれるので注意。
寒気と暖気の動きや、停滞前線・寒冷前線・温暖前線・閉塞前線についてもチェックが必要です。
また、日本の気圧配置や気団についても出題範囲となりますが、この辺りは新聞や天気予報のニュースを見ると理解しやすいでしょう。
電流の性質とその利用の単元は、電流と電圧と電気抵抗、磁界がキーワードです。
電気用図記号や回路図のかき方や直列回路と並列回路での電流と電圧の関係、オームの法則は必出です。
また、回路に電熱線が入ってくる場合は難しくなりますので、問題文をしっかりと読んでちゃんと書き出せるようにしておきましょう。
磁界については、右手の法則(フレミングの右手の法則)やフレミングの法則(フレミングの左手の法則)が何を表しているのか、電流、磁界の向き、力の向きを間違えないように注意!
(磁界の向きはN極 → S極、左手の中指は電流、人差し指が磁界の向き、親指が力の向き)
テスト中に右手と左手を使って考えることができますので、落ち着いて自分の手を見て思い出せるようにしておきましょうね。
天気も電気も、頭だけでイメージするのは難しいかもしれません。
インターネット上の解説動画を探してみるのも良いと思います。
(デスクスタイルのテキストにも解説動画が付いています)
テスト範囲の目安
・東北地方
・北海道地方
・地域の在り方
・開国と近代日本の歩み(江戸時代末期 ~ 明治時代)
※テスト範囲は目安です。授業の進度によって変わることがありますので各学校で発表されたテスト範囲を確認してください。
地理では、日本の東北地方と北海道地方がメインとなります。
それぞれ、気候や稲作・果樹産業や水産業、酪農、工業、観光業について整理しておく必要があります。
地域の在り方は、持続可能な地域や社会について知っておくとよいでしょう。
地域や日本、世界でのSDGsについて、中学校の総合の授業などで習ったこともしっかり復習しておいてください。
歴史については、幕末から明治までの出来事や人名を年代順に追って理解していく必要があります。
時間があれば、自分で年表を作ってまとめることでわかりやすくなったりしますので、ぜひ試してみてくださいね。
期末テストにしかない教科なのでテスト範囲は広くなりますが、テストに出るところはほぼ決まっています。
ただ、勉強しているのとしていないのとではかなりの差が出ます。
高校受験には関係ないと考えて軽視しがちですが、しっかり内申点に影響するので、少しでも触れておくことが重要です。
課題提出や授業態度も主要5教科である英数国理社と同じくしっかり評価されますが、期末テストや学年末テストの点数が実技4教科の内申点の大半を占めますので、決してあきらめずに学習しておきましょう。
中学校の授業中に『ここはテストに出すぞ~』と先生が教えてくれることが多い教科でもありますので、授業をちゃんと聞いてノートを取っておき、テスト前に見直しをすることがテスト対策に有効ですよ!
定期テストの場合は、学校の教科書やワークから同じ問題が出ることがあります。
また、学校の先生がテストに出すところを予告してくれる場合もあります。
普段の中学校の授業を集中して聞いて、ノートに板書を写しておくことが、テスト勉強の準備の重要なピースとなります。
テスト前に焦って慌てないために、しっかりといつもの授業を大切にしましょう。
教科書・ワークのすべての問題が解けるようになるとテストで高得点を狙えますが、テストに出やすい問題に絞ってうまく勉強すると、あまり勉強したくない・勉強が苦手といったお子さんにも平均点超えの可能性が見えてきます。
家庭教師のデスクスタイルは、お子さんの中学校の教科書に対応した専用のテキストを指導で使用しています。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
上記の内容でしっかり対策できると良いのですが、実際のテスト問題ってどんなのが出るの?とか、対策と言われても何をやったら良いのかわからない!という中学生もいらっしゃると思います。
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